赤ちゃんと

うちにベビが来てだいぶ経った。

職場に訪問を企画中。

仕事でちょっと思う。

人間の赤ちゃんは当分の間、完全受身で生まれて生きている。
完全受身の姿勢に大人(私)は翻弄され力尽き、泣き、癒され、復活
して過ごしている。

お腹にいたときは感じなかったが、生まれて身二つ。

生まれたら、(私の子供は)彼は一人の人間だ。
広く考えても他人になる。
その彼を毎日受け入れ、一人前になるべく世話をしている。

･･･一人前になれるかは、家族と周囲と彼にかかっているが。
(15を過ぎたら、彼の責任が大半だろう。)

それで、私の仕事は、今のそれと非常に密接に関係している。

無条件の肯定。受容。

大人になると、なってくると、受容も肯定もグッと少なくなり、
自分の価値が下がったように感じられるてくる。
周りと自分とで作られている世界から、
多少なりとも好意・悪意の反射がないと感情も枯れるっつ～の。

そんなわけで、日々私たちは悩んだり喜んだりしている。
悩みの場合、利害やらプライドやら悲しみやらで手間取るとこが多い。
深くなればなるほど。高くなればなるほど。

そして、気づきにくい。

私の仕事はひと時考える時間と空間を仮宿として提供し、共有する。
(だから常々、隙間産業だなぁと思うｗ)

自分の子供にでさえ難しいことを他人にできるのか？
他人だからできるのか？

大変なことだなぁと思うのでした。


今ンとこね＾＾